シックスハーフ 11

最終巻まで読んだ
内容はさておき、商業誌としては大成功です
この私(ケチ)に最後まで買わせるとはね・・!
最後まで買ったのなんてハガレン以来ですよ
というかハガレンだけでしたよく考えたら
11巻完結で4巻まで無料で読めたのでだいぶ敷居は低くなってたけど
それでも三千円は行ったかんね
終わりの3巻くらいは、ほとんど雰囲気で読みました
もう1回読んだら違う感想も得られるのかも
読んだ感想
ヒロインが片思いしている彼、あーちゃんは宇宙人だと思いました
遊びたい盛りの大学生が考えることじゃないです
そうなったいきさつを知ったら、それはそうなるかもな?とは思ったけれど
女の子理想のお兄ちゃんでいる理由が、そんな悲しい経験からきてたのだと考えると
無邪気に「わーすてきー」と言えない・・
瑞希(あーちゃんの彼女)も、しーちゃんのお母さんも、悪い人として描かれるのは嫌でした
なぜって、なぜこの人たちが悪者として描かれるのかといえば、
単純に、2人の立ち位置が、しーちゃんにとって都合が悪かったのであって、
消えてほしいって願望が、「じつはやなやつでした」になってしまってるのであって、
そういうのが透けて見えると、嫌だなぁ。。と考えてしまう
自分勝手だけど
あーちゃんは、妹とではなく、幼馴染の彼女(おっとりしていて性格良さそう)と結婚してほしいって思ってた。しーちゃんにはうまくいってほしいと感じてたし開とつきあいだしたことも嫌だった。
だけど、「お兄ちゃん」だったら「お兄ちゃん」らしく大人の振る舞いをしてほしいとも思ってしまったり(むちゃくちゃやなー
母親のことは、単純に娘とうまくいってほしい と思った
自分のお父さんとお母さんは最初からお父さんとお母さんでそれはどこまでいっても変わらない
という自分の感覚をぶち破ってくるから好きじゃない
という
瑞穂と母親とで違ったのは、そのあとのまーちゃん(主人公の妹)への反応で、
まーちゃんが姉のように慕っていた瑞希は、「あーちゃんに近づきたいという理由で、あなたに優しくしちゃいけなかったのね」と、今までの態度はなかったことにする。けど、まーちゃんの母親は「家は出るが、仲良くできるならしたい」と言って、まーちゃんに会いたがる。
瑞希って、まーちゃんから見た数少ない家族だったのに、こんな結末ってないよ。。主人公枠のしーちゃんはHAPPY ENDなのに。。とまーちゃんに感情移入してしまっただけに、母親の回は救われました(家は出るのだが
大ちゃん
最後、それ言うだけのために東京から2時間かけてきたの!?と
あの去り方をしてよく戻ってこれたな
完結までページが押してて、大ちゃんがいいコマに使われたのでは。。
最後のほうはまわりに押されてくっついた感じが否めない
押されるというか、気づかされるわけだけど、
うーん・・・
いろいろ書いたけど、魅せ方好きです
あと、絵柄も好きです
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