スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生物と無生物のあいだ


生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
(2007/05/18)
福岡 伸一

商品詳細を見る

300件超えのレビュー、総合評価★5つに惹かれて図書館で借りてきた。
結果は、ひどかった
まず詩的な表現が鼻についた。次に、タイトルについての記述は初めの10ページいくばくかで終わってしまった。
そのあとは、千円札のモデルとして有名な野口英世の研究結果とその成果について語り、その研究内容であるウィルスはいかほどに小さいかを、詩的な表現をもちいて長々しく語る-ここまでで25ページ。
残り260ページある。他に読む本もないし、ここで読み終えて批判するのもどうだろうかと思い、読み進めるものの、華美な文章に嫌気がさしてやめてしまった。

やたら説明が長い。それが遺伝子についての説明に欠かせないものであるなら致し方がないのだけれど、風景描写に力をいれるのだから、一体何事かと思う。
例えばこうだ。


摩天楼が林立するマンハッタンは、ニューヨーク市のひとつの区(ボロー)であり、それ自体ひとつの島でもある。西をハドソンリバーが、東をイーストリバーが流れる。
 観光船サークルラインは、マンハッタンが、縦に細長い、しかし極度に稠密的な島であることを時間できる格好の乗り物だ。船は、ハドソンリバー岸を出発点として南下、自由の女神像を眺望しつつ、かつて世界貿易センタービルが聳(そび)え立っていたマンハッタン南端を回って、イーストリバーに入りこれを来たに遡行する。
 ウォール街のビル群、ニューヨークマラソンが徹ブルックリンブリッジ、やがて現れるスタイリッシュな国連本部ビル。アールデコのクライスラービル。白い羊羹を削ぎ切りにしたようなシティコープビル。ひときわ高いエンパイアステートビル。次々と見せ場がやってくる。砂利やゴミの運搬船がすれ違う。
 天を突くスカイスクレイパー群の屹立(きつりつ)ぶりがややおさまり、川沿いにはとりたてて特徴のないアパートが並ぶようになる。工場、排水ダクト、引き込み線路、落書き。このあたりはハーレムの裏手に当たる地域だ。
 イーストリバーはハドソンリバーの放水路であり、マンハッタン島北端で二つの河川は交わる。ここで船はイーストリバーからハドソンリバーへと戻る。河口近いハドソンリバーはまさに海のように広大だ。視界が急に開ける。一気に風邪が大河の川面を吹きあがってくる。軽快に流れに乗った船はまもなく出発点に戻る。
ニューヨークを訪れる観光客に人気のサークルラインだが、ほとんどの客が気づかずに通り過ぎてしまう場所からこの話は始まる。今しばし、映像を逆回しにして、ちょうど砂利を運搬してきた平たい船とすれ違ったあたりに戻っていただきたい。そう、摩天楼見物にちょっと疲れてきた頃に見えた、巨大なつり橋をくぐりぬけた地点である。この橋はクイーンズボローブリッジ、マンハッタン区を、イーストリバーを挟んで東隣のクイーンズ区と並ぶ大橋だ。人を中洲に運ぶロープウェイまで併設している。南から北へ数字が増えていくマンハッタンの街路でいえば59丁目に架かっているこの橋は、サイモンとガーファンクルの曲にも歌われている。
 クイーンズボローブリッジを通り過ぎた直後、川沿いに目をやるとそこには赤いレンガ外壁の古びた低層建造物の一群がある。サークルライン船の乗客のほとんどは注意を払うこともない。もちろん、それがどのような施設なのかを示す手がかりは何も建物に掲げられてはいない。しかし、この建物の廊下を、かつてヒデヨ・ノグチは慌ただしく駆けていただろうし、オズワルド・エイブリーは影のように音を消して歩いていた。ルドルフ・シェーンハイマーもしばしばここを訪れていたはずだ。そして、そのような偉人たちとは較べるべくもないが、私もまたある一時期、この場所に属していたのである。
 ニューヨークにあるロックフェラー大学を知る人は少ない。マンハッタンの中心にあって冬には巨大なクリスマスツリーが点灯し、スケートリンクまで登場する有名なロックフェラー・センターのことではない。ロックフェラー大学は、クイーンズボローブリッジを越えたイーストリバー沿いにこぢんまりとたたずんでいる。陸地側の番地でいえば、ヨークアベニュー、66丁目。よーくアベニューはマンハッタンを縦方向に走る主要ストリートのうち一番東側の通りだ。ふつう観光客はこんな場所まで来ないし、地元ニューヨーカーですら、樹木に囲まれたこの場所のことを公園か何かだと思って通り過ぎていることだろう。ヨークアベニューと66丁目ストリートの交差点にある小さな門に近づいて、控えめな(ロー・キー)プレートを読んで初めてここが大学であることが知れる。
「Rockefeller University -pro bono humani generis-」
(ロックフェラー大学)(人類の向上のために)


な が い !!

「ロックフェラー大学」の一言を出すだけでなんでこんなに読ませんの
小説でもなしに。

しかも「〜有名なロックフェラー・センターのことではない」って、冗談をとばしているつもりなのだろうけど、作者が日本人で英語で書かれたわけではないのだから、読者も日本人なわけで、そんな冗談が通じるわけもなく、結局「外国のことには詳しいんですよぼくー」って言いたいだけやろこの作者
って、
私性格悪いな!

「場所はマンハッタンニューヨーク、巨大な吊り橋クイーンズボローブリッジの片隅にたたずむ低層建造物の一群にかの有名な野口英世も通っていたロックフェラー大学がある。」
(マンハッタン〜島である と始まるので、大学がマンハッタンにあるのかと思ったら違った。ややこしいな)


これくらいでいいじゃないか これくらいにしてくださいよ 文字数を稼いでるのかと疑ってしまうくらいに長い
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。